はじめの一歩ハウス


はじめの一歩ハウスは国立市東の住宅街の真ん中に位置するグループホームです。

はじめの一歩ハウスの誕生の物語



【利用者様の作品】

設立されたのは、まだ支援費制度が施行される半年前、2002年11月のことです。
これは社会福祉法人かいゆうの前身となるNPO法人くじら雲が設立される直前のことです。私たちが、この地域で障害者福祉に本格的に取り組む前夜に生まれた、文字通り、我々の第一歩となるグループホームなのです。NPO法人くじら雲に集まってきた人たちの親御さんたちが、わが子が社会人になっても、親亡き後も、ずっとこの住み慣れた地域で生きていけるようにとグループホームの設立へと動き出しました。もちろん、親御さんたちにグループホームを設立するにあたってのノウハウも全くありませんでした。あったのは、ただただ「子どもたちの将来のために、グループホームが欲しい」という想いだけでした。
物件探しや行政との交渉など、設立に向けてやらなければならないことは山のようにあります。なかでも、グループホームを設立するにあたって、なによりも難しいとされるのが近隣住民との関係性でした。
はじめの一歩ハウス設立の際には、運営委員会を立ち上げ、そこに地域の方々に参加してもらいうという方法をとりました。地域の方にグループホームの運営に積極的にコミットしてもらおうという方法です。このような方法で、国立第三小学校PTAをはじめ、たくさんの近隣住民の方の協力を得て、はじめの一歩ハウスは産声を上げました。

 日本初の重度知的障害者のグループホーム、日本初のNPO法人による設立されたグループホームの誕生です。

 社会福祉法人かいゆうが運営するようになった今でも脈々と受け継がれています。

憩いの場として南風

 
はじめの一歩ハウスならではの特色は、地域の方々の憩いの場として南風というカフェが隣接していることです。
 この南風の運営は、現在の入居者のご家族によって行われています。地域の方々と職員や入居者がコミュニケーションをとったり、フランクに接することが出来る貴重なスペースです。こういったスペースがあることは、はじめの一歩ハウスの風通しの良いオープンな雰囲気、常に笑いの絶えないアットホームな雰囲気に大きく影響しています。

 また、南風の運営のために、ご家族が常に近くにいてくれることで、職員とご家族の間で密な連携をとることができています。このことは個々の支援内容の向上に大きく役立っています。

はじめの一歩ハウスの仲間

 現在6名の入居者に対し、常勤職員4名、他部署との兼務の職員2名の6名が中心となり、通所先や勤務先への送迎、夕食の調理なども含めた8名のアルバイトの方々や、先述したサポーターの方々で運営しています。我々は、設立に携わった全ての方々の想いを決して忘れないように、6名の入居者が地域の中で自由に生きていくためには何が必要か?ということを第一に考えて、日々運営してきましたが、実は、このはじめの一歩ハウスというグループホーム自身が、地域の方々のご協力、ご理解のもと、生かしてもらっている存在そのものになっているのではないかと感じております。

 

 はじめの一歩ハウスは、これからもこの国立という地域の中で、皆さんと一緒に生きていくグループホームとして活動していきます。

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